BABYLON東京
                              ― 不夜城(むてきのゆうえんち)秋葉原 ―


秋葉原・・・電気街は世をしのぶ仮の姿。  
      
       その正体は陰陽の力(主に陰)渦巻くゴッサムシティー
      
       或いはメトロシティでも市長がレスラーの)。
      
       これはそんな魔都・秋葉原の冒険記録である。




■プロローグ■


S木が言った。


「秋葉原はヤバイ。」


初めて知ったのは高2。  確か筑波大学学園都市に見学に行くときだったか。


S木 「秋葉原はオタクのメッカだ。  社会見学に行くぞ。」


長岡で売ってない本とかも売ってるかな・・・と

軽い気持ちでOKを出してしまった俺。

見学終了後、俺たち2人は戦線から離脱してS木の兄貴の家に泊まることに。

S木の兄上の家での話。








俺 「何か硬派なゲームないですか?」

兄貴「これなんかどう?」








差し出されたゲーム・・・あすか120%エクセレント




彼の硬派レベルは一体どの位なんだ。

仕方無しに自分でゲームをあさる。



しかし、なるほど、確かにこれが一番硬派だった。

結局夜中の2時ぐらいまでやっちまったし。



閑話休題。

本章突入。





■俺ら秋葉に立つ!■


翌日、ついに禁断の地秋葉原に降り立った我ら。

秋葉原駅を抜けたそこで俺たちが見たものは・・・


でかいMAZE☆爆熱時空のポスター。


いきなり出鼻をくじかれた。

顔を見合わせて思わずこんなことを言う俺ら。



俺 「この街は黒いな・・・」


S木「ああ、黒い。」




それに空気も悪い、一歩ごとに体力を消費する。


毒の沼地か。ここは。






■男スパイ潜入!■


とりあえず本屋に行くことに。S木がお土産にエロ本を買うらしい。

18歳未満立ち入り禁止の店。S木はヅカヅカ入っていく。

しかたなしに俺もついていった。

見渡すかぎり、エロ本。 さすがにこんな光景は長岡には無い。

ピュアな俺はどこに目をやっていいか困る。


「何かないか・・・何か・・・あっ」




アニメージュ発見。


この本がこんなに清らかに見えたのはこれが生まれて初めてです。


「ありがとう・・・アニメージュ。そう思うのはきっと今だけだがな。」


何とか憩いの場所を見つけた俺に、新手のスタンド使いが!


店員「失礼ですが、お客様のご職業は何ですか?」


ヤバイ!と思ったその瞬間、間髪いれずS木が答える。


S木「フリーターです。」


危機回避。

そのあと無事買い物も終了した。



店を出て俺はS木に問う。



俺「何でさっきフリーターだったんだ? 学生じゃ駄目なのか?」


S木「学生って言うと『学生証を見せてください』って言われんだ。」









プロだな、貴様。






・・・思ってたよりも記憶が蘇ってきた。

せっかくだから残りのネタを使ってもう一つコンテンツ作ろうか。





■次回予告■

ちゃっちゃちゃちゃちゃ〜ちゃちゃちゃちゃ〜  ちゃ〜


時は流れ、2000年6月某日。SF同好会A須さんからの特命を受け、

秋葉原に飛んだ俺をマ・クベ包囲網が待ち受ける!






次回 アルス・ワルトティーワ    東京BABYLON編

             ■バビロン攻略戦■

               にご期待ください。




俺は、生き残ることができるか。

でんでんでででででん。













悪ノリでした。

すんません。





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