10代最後の夏

― ガラスはガラスでもアリアハン付近に出てくるガラスってなーんだ? ―


当年とって19歳。

皆様方にご迷惑をおかけしつつここまで大きくなってまいりました。

俺のそんな青春のメモリーも今年で一区切り。

その記念すべき今年の夏休みをすでに薄れかかっている記憶を頼りに書き記します。

パソコンが壊れていて日記にし損ねただけという説が有力。




8月15日


古本屋でうっかり「OH! MY! コンブ」を全巻買ってきてしまったので、

うっかりリトルグルメを作りたくなり、夜の8時くらいに弟どもを唆してコンビニに材料調達に行く。

途中3人でジェットストリームアタックをしました。 ただの蛇行運転だけど。


予算は1人200円だったのだが、悪ノリして倍買ってしまう。

これではとても3人では食いきれない。

明日みんなを召集して食べるとしよう。




8月16日


朝も早よからリトルグルメ。


Dちゃんは今日から学校らしいので欠席。

弟の友達どもと食べることにする。


<作ったもの>


1、わたパチカール


作り方

カールのくぼんだ部分にわたパチを詰める。




わたパチとカールの味しかしない。



2、ポッキ―団子



作り方

わたパチを団子状にしてポッキ―に刺して食べる。




わたパチとポッキ―の味しかしない。



3、チョコ納豆


作り方

マシュマロをレンジで30秒間チンして、その中にチョコフレークを入れる。




出ました。伝家の宝刀「マシュマロをレンジで30秒」


激甘。


こめかみが痛くなったよ。



他にもいろいろ作ったけど、どれもこれもろくなもんじゃない。

口直しが必要だ。




弟 「じゃあ、あれを作ろうぜ。」


4、リトルビール


作り方

麦茶とサイダーを2:1の割合で混ぜる。




「リトルビールで乾杯だァ―!(決め台詞)




ゲロまず。地球ドリンク。




8月27日


以前から計画していた「秘境・北条探検ツアー」を実行に移す。

まあ、S木の家に遊びに行くだけなんですが。

探検メンバーは俺、I川、S籐の3人。

S籐の思いつき嫌がらせで始発の電車で向かうことにする。




27日早朝。


S籐が来ねぇ。

電話で呼んでみる。


S籐「(寝起き)・・・マジですんの?」


大マジで来てる俺たちは何なの?

ええい、ヤツのことは忘れる。出発だ。




・・・段々と風景が変わってゆく。

具体的に言うと田舎に。


I川 「『世界の車窓から』って言っても遜色ねぇよなぁ。」


いや、確かに。


そしてその道中。



〜駅、〜駅。



俺 「お、I川、よろっと降りる準備しろよ、もう少しだからな・・・」


と、言い終わらないうちに周囲の異常性に気付く俺。



駅が無い。



と、言うかそこは




思わず銀河鉄道999かと思ちゃったよ。


そうこうしてる内についに幻の大地、北条へ到着。

S木に迎えに来いと連絡をする。


開口一番S木さんの 「なめんな」 攻撃を食らう俺ら。そりゃそうだ、現在時刻7時30分。まだ寝てるって。

まあナイスガイS木さんを唆して迎えに来させることに成功。

切符無しでも入れる北条駅でS籐を待つ。

途中でドラクエZを買いに行くS木の兄貴とすれちがったよ。


S木の家はここから20分くらいのところにあるそうな。徒歩でS木宅に向かう俺ら。

しかし・・・俺の町も田舎だと思ったが、ここにはかなわん。

誉め言葉は「空気がきれい」くらいしか思いつかないよ。

道端にスイカが生えてるし。


そうこうしてる内にS木宅に到着。

ヤツの部屋の天井には藤崎詩織のポスターが目が合うように貼ってあると聞いて期待したが、はがされていたので残念。

本棚を漁ると大量の同人誌が出てきた。いきなりヘコませてくれるぜ。

そこに置いてあったS木おすすめの「電撃G’sマガジン」を読んだ。

企画「シスタープリンセス」が今熱いらしい。




・・・大爆笑。




こんなに面白い雑誌は休み前に読んだ「GON!」以来です。  皆様もぜひ御一読を。


夕ご飯をご馳走になった後、S籐は帰る。浪人生は大変だな。

その後は真夜中までストV。俺のアレックスが火を噴いたが、

I川が不利になるや否やリアルファイトに持ち込むのでひどい目にあった。




8月28日


朝起きてジョジョをやる。

俺以外の二人は初心者。

連中に軽い説明をしておこうかな。


俺 「このゲームはスタンドが画面上に残ってると、本体がガード不可なんだ。」


I川「ほう。」


・・・と言うなり俺に殴りかかってくるI川。


I川「えっ? お前が本体じゃないの?」


どうやらヤツはどうしても俺を殴りたいらしい。


その後またストV。

やっているとS木の兄貴が入ってくるなり


「俺に筋肉マン(マッスルタッグマッチ)やらせろ。」


とのたまわれた。

パソコンのエミュレータ―でひとしきり遊んで帰っていく彼。


・・・そういえば初任給で某CCさくらの制服を買ったって話は本当ですか?

あと、銀行はさくら銀行だとか。


結局聞けなかったけど。



昼飯もご馳走になる。

兄貴とI川はマッスルインフェルノの出し方で盛り上がる。俺は筋肉マン読んでないからちょっと淋しい思いをしたよ。


食後もストV。

俺とI川が対戦をしてると、S木はパソコンを始めた。







エロゲー。








しかも音声ON。




勘弁してください。


よろっと帰ろうかと思ったが、夕飯までご馳走になってしまった。 どうもご馳走様でした。

この場を借りてお礼を申し上げます。


帰り道はものすごく暗かったよ。



<総評>

北条は良いところです。

空気はきれいだし、

空気はきれいだし、

空気はきれいだし、

空気がきれいです。




・・・これだけ言えばまた遊びに行かせてくれるだろう。


いや、いいところですよ。マジで。





他にもいろいろあった気がするど忘れちゃったよ。








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