新潟の国から01’ 春
―何処でもいいから、遠くに行きたい。 遠くに行けるのは天才だけだ。―
〜寺山修司〜
前回までのあらすじ。
俺 「いやあ、やっと帰ってきた。 ようやくこれでゆっくり出来るぜ。
・・・と、言いたい所だが、年末年始にかけてもうびっしり予定入っちゃってるしなぁ。
何か切り捨てられるものはないものか・・・
あっ。
ホームページの更新。」
そんなこんなの(割と)ノンフィクション巨編!!(眠気の勢い)
12月31日の続き
たほいや大会も終わり、そろそろ年越しのイベントは何にしようかと考え始める。
そういえば去年は何をしてたっけな。
ああ、そうだ、ミレニアム大魔界村だったっけ。
<回想シーン>
1999年12月31日、弟と交代で大魔界村(メガドラ版)を全クリする計画を立てた我ら。
PM 11:30
俺 「ついにラスボスだ! ディ・モールト ベネッ!!(すごく良し)」
さあ、ここまで来れるようになるまで数ヶ月かかったんだ。 ラスボスさんよ、顔拝ませてもらうぜ。
と、思ったその刹那!
母 「小林幸子出たわよ――!」
むう、こいつは見に行かねば。 顔を拝むのは小林幸子の後にするか。 ザ・ワールドッ!!(ポーズ)
15分後。
俺 「いやあ、今年は美川憲一のほうが圧倒的だったな。 さて、そばも食ったし、ラスボス倒すか。」
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メガドラバグってた。
なんてこったい、ジーザス。 せっかくの2000年なんだ、とりあえず、とりあえず何かしなければ・・・
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結局ミレニアム時報。
なんてことはない時報だったよ。
<回想終了>
じゃあ今年は年越し超魔界村にすっか。
・・・とか思っていたところにキャップからの電話がかかってくる。
「初詣に行きませんか」とのこと。 快諾。
集合場所のキャップの家に到着。
ここに来るのは1年ぶりだが、邪悪係数が上昇していることに気付く。 何だか息苦しい。
「窒息する日も近いな・・・」
ばれないように呟く俺。
そして半ば恒例となったキャップの冬コミ土産披露式。 萎え。
ギルティ本。
俺 「やっぱりか。 何は無くともこれは有ると思ったが・・・うわ、30冊? 所でエロ率は?」
キャップ「85%以上。」
俺 「・・・まあ、いい。 貴様の好きに生きろ。 ・・・ってあれ、これ、同じ本が3冊ずつなんじゃねぇの?」
キャップ「そうですね。」
俺 「Yahooオークションでの転売ねらいか? あれってすごく儲かるって話だしな。」
キャップ「いや、もう全然。 左から他人に見せる用、自分で見る用、保存用です。」
・・・一線を超えたな・・・
瑠璃ちゃんグッズも見ました。
っていうか、専用の引き出しが出来ていました。
例の等身大抱き枕も見ましたよ。
なんというか・・・その・・・でかい。
キャップ「これっスよ! 俺さん! 俺のおすすめ『瑠璃ちゃん画集』です!」
俺 「ああ、そうなの。(なげやり)」
キャップ「まあ、そう言わずに手にとって眺めてくださいよ。」
手にとって見てみました。
(注:俺の名誉の為に言っておきますが、 「眺めた」 ではなく、 「見た」 です。)
キャップ「どうスか?」
いやどうもこうも。 元気がなくなること請け合い。
本を返す俺。
キャップ「じゃ、今日もそろそろキレイにしましょうかね。」
・・・? 何のことだ?
言うなりエタノール(媚薬に使ったやつの残り)で画集を消毒し始めるキャップ。
キャップ「あ、決して俺さんが触ったから拭いてるんじゃなくて、1日1回消毒してるんスよ。」
・・・ニ線目も楽々超えたな・・・
次々と引き出しから出てくる瑠璃ちゃんとその他のグッズ。 この引き出しは四次元に繋がっているのではないか? とも思えた。
なんてイヤな四次元ポケットだ。
視線に困る俺。
何か・・・何かないか・・・ あっ。
らぶひなカレンダー。
何だこの清潔感は。 これは冗談ではない。
「これが・・・若さ・・・なのか。」
思わずクワトロ大尉の言葉が頭に浮かんだよ。 関係無いけどね。
イヤしかし本当に不可思議現象でした。
作戦開始時刻が近づいてきたので、別動隊と合流。
キヌ氏、D4さん、A部、キャップ、俺でカラオケに行く。
僕は龍文堂のメンバーとカラオケに行くのは初めてです。
何かを唄ったらキヌ氏に
「小林幸子によく似ているって言われるだろ?」
とか言われた。
勿論言われたことありません。
ちょっと早めに初詣に行く。 おみくじもひきましたよ。 大吉。 イエイ。
ま、こんなものは大して信じちゃあいませんがね。 イベントですよ、イベント。
俺 「キャップどうだった?」
キャップ「末吉でした。 ただ・・・」
俺 「? ただ何だよ?」
相場:買いすぎに注意すべし。
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大爆笑。
おみくじ信じちゃったよ。
結局この日はキャップの家に泊めてもらいましたよ。
お雑煮御馳走様でした。
1月2日
11組の飲み会。
時間になるまでまたキャップの家に寄らせてもらった。 しかもだいたい昨日と同じメンバー。
遊んだり話したりしているうちに、連中がバーチャルな女の子の話に突入し始めた。
俺 「いや、あんたらもう少し現実を直視してだな・・・」
キャップ「なーに言ってるんですか! 俺さん! 現実の女なんてねぇ・・・」
キヌ氏「男は貧乳だぜ!!」
A部「いや、ディズィーでしょ。」
どうして俺が異常者扱いされなければいけないんですか。 マイノリティー。
おや? そういえば・・・
俺 「キャップさん、そういえば例の娘はどうしたんですか?」
キャップ「ああ、学校辞めました。」
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まさか貴様が追い込んだんじゃないだろうな。
邪推。
飲み会のトークは内輪すぎるのでパス。
果てしなく面白かったですが。
またやりましょう。今度は受験生連中も引っ張って。
ああ、あっという間だったなぁ。
もっとたくさんあった気もするんですが、ま、こんなところでご勘弁願いたい。
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