奇蹟の軌跡

世界で一番偉大な秘密…それは、0と1との間にある!
世界の涯てへと思いを馳せよう、ワタシの永遠地平線…


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5月1日(木)  「電光掲示板ってなんか強そうな響きだよね」の巻


水戸市上水戸付近にある掲示板は常にシートベルト着用の警告をしているんですが、

どうもコレが…まあご覧下さい。

以下掲示内容。






締めようシートベルト






これパッと見「あきらめようシートベルト」って読めませんか?

いつもビックリしちゃって、もう。








5月2日(金)  「ドラマツルギィすぎ。」


<一冊一殺(©薊原氏)>

ハイどうも。 今日の一冊を紹介するこのコーナー、本日の啓蒙書はこちらッ!!






王 麗華  霊感少女入門






序文より

あなたのなかに眠っている霊感を呼びさましましょう。
あなたの心が清らかになって、天女のように美しい女の子になってしまいますよ!






俺のアンテナにビビッと来たーッ!

入手経路は「安い屋」。 50円。






兎に角! 王麗華先生の霊感法を検証してみましょう!

なんかページを開くと必ず「神」という文字が見えますが。

うーん、腕が鳴るぜェ。






<天女とのコンタクト法>

@アー、アー、アー、というように、「あ」の音を発声してください。(周りが気になるときは心のなかで発してもかまいません)
 15回ぐらいが最適です。

A次に、ウー、ウー、ウー、というように「う」の音をやはり15回くらい発声してください。

B「あ」と「う」の発声が終わったら、目を右・左・右・左……と動かしてください。できるだけゆっくりと、10回ほど繰り返します。

Cいよいよ天女とのコンタクトが始まります。絵の中の天女になりきって、自由自在にイメージしてください。






よーし! 俺も天女とコンタクトしちゃうぞ!











<結果>

尻が痒くなりました。

ある意味スゲエですが。






<ハンドパワー霊感レッスン>

わたしたちの手には、目に見えないパワーが宿っています。手をのせるだけで霊パワーが引き出せる
「ハンドパワーシート」であなたのパワーを引き出してみましょう!






どうもハンドパワーとか聞いちゃうと某マリックのせいでインチキくさい感じがしますが心配は超無用です。

この本には王麗華先生がハンドパワーを込め給われた「奇蹟の霊パワー・ハンドパワーシート」

が付属で付いているのだーッ。






「手を乗せるだけで、王麗華先生のパワーが伝わり、あなたのハンドパワーを目覚めさせますよ。」






さあお前らも手を清めてパソコンのモニターでハンドパワーを感じれ!






で、ハンドパワーで何ができるかっていうと、まあなんかエネルギーを与えることができるらしいのですな。 いろんなものに。

例えばこんなのにも。






<不思議パワーの霊水のつくりかた>

「ハンドパワーシート」の上に水の入ったコップをおき、目を閉じて60秒間念じましょう。
ハンドパワーを与えられた水は、見た目には普通の水と何ら変わりはありませんが、
飲んでみると水道の水よりも清々しい味がするはずです。






な…何ィ!?
これで大して美味くもない水戸の水もおいしくいただけるって言う寸法ですか?

まあ結果は野暮なんで書きませんが。






<天女の霊感美容法・スリムな手足になる「水の鏡」>

洗面器に水を張り、お塩をほんの少しぱらっと入れます。真ん中にあなたの大好きな花を一輪浮かべたら、
両手を水の上にかざします。そうして、目をつぶって、水の上で両手をたがいちがいに上下してごらんなさい。
これは昔からある手や腕をスリムにする方法なんです。

足をスリムにしたいナという人には、土ふまずに刺激を与えることをおすすめします。
青竹ふみなら、より効果がありますよ。






すいません爆笑です。






このようにガイキチな神秘的な霊感少女入門ですが、一番神秘的だったのはアンケート用ハガキです。

古本なのにわざわざアンケート用のハガキもはさんであったんですな。

以下そのアンケートはがき。






ハガキでご意見・ご感想をお送りいただいた方の中から、抽選で毎月三名様にタロットカードをプレゼントいたします。


あなたの年齢:15歳

お名前:
小林 ひとみ

ご住所:
茨城県勝田市××××







書いてます。 超書いてあります。

この本が発行されたのが昭和62年らしいですら、もう小林さんも32歳ですね。

人生の酸いも甘いも経験したであろう小林さん、

たまにはあの頃のガイキチな神秘的な気持ちを思い返してみるのもまた一興でしょう。




つーかこれ酷い不発弾だよなァ…

直接家に届けてェーッ。








5月3&4日(土&日)  「モジュールの増殖、モジュールの幼児性、モジュールの不在の伝播、モジュールの…」


ゴールデンウィークなのに今日は授業で水戸芸術館にやってきたよ。

それというのも今日は椿昇&室井尚のモジュール名「飛蝗―Locust―」がやってくるわけなんですな。

2001年横浜トリエンナーレで話題をかっさらいまくった作品なのです。

でかいバッタ。 全長35m。

チェキの人に写真を見せたら「最初どこにいるかわからなかった」だとさ。




で、僕とY岸は恐れ多くもこれについての発表をせねばならんわけでして。

もう先生からバッタバッジもらってるから逃げられないしね。




会場では室井さんに特別におはなしを伺うこともできました。

きかん気の強そうな方でしたよ。


発表はつつがなく終わりましたとさ。






その後は突発的に酒が飲めることになったので、Y岸と専攻会の友達で夜を明かす。

書くこととか無いけどな。








5月5日(月)  「すごくちょっと感動」


太陽の環は18歳の汚れ無き肉体の肛門であり、肛門は夜であるにもかかわらず、
これに較べうるほどまぶしいものは太陽をのぞいてはありえない。

                 ジョルジュ・バタイユ『太陽肛門(ラ・アヌス・ソラール)』






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